音響(PA)スタッフという話

どうも、こんにちは。

ちゅら夫です。

 

今日も四方山話。

音響さんについて

つらつらと語ってみたいと思います。

あくまで僕の場合の話なので、一般的な音響さんに当てはまらない部分もありますよ!

ちなみに、音響はPAとも言われますが、

PAとは「Public Address」の略で「大衆伝達」を意味するそうです!

なので僕は、PAスタッフさんです。

 

じゃ、PAスタッフって何やるの?

もちろん、一言で言えないし、多岐に渡ります。

 

一言で言うと、一番最初に来て、一番最後に帰る人です。

( ・∇・)<(異論は認めません)

PAスタッフ以外のスタッフもみんなそうだけどね!

 

例えば、舞台をやるとき。

演者の人は、何日も前から台本を読み合わせたり、いわゆる稽古的なことをしています。

(しかも、仕事後に・・・すごいわ。)

 

対して、音響スタッフは、

基本的に、リハや本番以外は何もしません

床の音を聞き分けています(嘘)

何も、というのは語弊がありますが、

頭の中で音響設計図書いたり、実際にそれを書き落としたり・・・。

(しかも、仕事中に・・・)

あくまで机の上です。

 

あとは、舞台中のSE(効果音)や、BGMを探したり

とかもあります。

もちろん事前に台本を読んでおきますが、

やはり演者が演じて、全体の雰囲気を見ながらじゃないと

どのSE, BGMが合うか、よくわかりません。

 

というわけで、PAスタッフは、

リハや本番の日に、鬼のように考えて、鬼のように動きます

猫の手も借りたい

 

まずは前日に

  • 必要機材やケーブルの洗い出し
  • 機材の荷上げ

をしておきます。

 

そして当日、演者さんが来る何時間も前から、

機材やケーブルを荷下ろしし、

音響設計図を基に、仕込みをします。

何十本もケーブルを持ってきて、それを接続したりします。

次なにやるんだっけー!?

基本的に小走りで、舞台監督さんから何か聞かれても、

目線すら向けず返事「はーい!」(ケーブルいじってる)

走りながら答える「そうすねー!」(次のこと考えてる)

という感じです。

 

そして、なんやかんや仕込み等が終わって、リハ開始!

リハをしながら、

  • 各演者の音量・EQ調整
  • ハウリング調整
  • SEここに入れたらいいな
  • ここにこのBGM合うかな。いや、変だな。。。。

とかなんとかしていきます。

 

この時に、BGMを編集したり、カットしたり、なんかもやったりするので

もうテンテコマイです。

テンテコマイの語源ってなんなんだろう?

そして、ついに迎えた本番!

ここで、大事なこと言いますよ。

 

音響さんは、本番でのミスが絶対に許されない

音響さんは、本番でのミスが絶対に許されない

音響さんは、本番でのミスが絶対に許されない

 

大事なことなので
3回言いました

演劇なんかは、観客を巻き込んで舞台の世界観に引き込まれていくわけです。

 

そんな中、突然「ブツッ」と音が切れたり

 

すごい悲しいシーンに、明るい音楽が流れたら

 

どうですか?

僕は書きながら、恐怖を覚えます。

赤ちゃんだから許して

これが実は、他のスタッフとの違いかな、と思ったりします。

( ・∇・)<(異論は認めません)

 

いやいや、照明さんもそうでしょ?って言われたら、まぁそうなんですが、

 

音響は、ミスったら一瞬でバレます

逆に言えば、

うまくいくほど、存在に気づかれません

音響さんがいることに全く気付かれないくらい

観客が舞台の世界観に没頭してもらったら

それが一番の成功だな

と僕は思っています

 

と言いながら、僕も何度も失敗しまくって、

そのたびに勉強して、改良して、を繰り返してきました。

たくさん機会をくださった神様に感謝しかないですね!

 

そして、本番終了後は

  • バラシ
  • 機材やケーブルの荷上げ
  • 保管場所に移動して荷下ろし
  • 保管場所でキレイに整頓

までして終了です。

 

すべて終わった後に、スタッフたちで食べるラーメンがうまい。(大体、夜遅いけどね)

これが楽しみの一つ

と、ざーっと書いてきましたが、

音響スタッフとは何か!が伝わったでしょうか。

正直、全然書き足りないし、良く分かんない内容かと思いますが、

誰かの参考になったら嬉しいです!

( ・∇・)<(誰も気にならないよ)

 

書いてみて、(自分が)面白かったので、

ちょっと音響関連の話をちょいちょい続けれたらと思いまーす!

 

はいさい!

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