こんにちは♡
先日、聖書カバーを作ったことをブログに書きました( ´∀` )
→☆手しごとの記録☆ 長女の聖書カバー作り
→☆手しごとの記録☆ 聖書カバーとおまけ♡
今回は、なんと!
チャック付きの聖書カバーの作り方をまとめてみました♡
以前も書きましたが、ネットでいくら調べてもこのタイプの聖書カバーを
全く見つけることができませんでした… (;´∀`)
そこで、ヌノコトファブリックさんで紹介していたバニティポーチの作り方をアレンジして
聖書カバーの作り方をまとめてみました。
お裁縫は独学で、作り方をまとめるのも初めてです。
それでも、今後同じようなものを作りたい方の力になれたらいいなと思い(勝手にw)
まとめてみることにしました!
素人が作成したものですので、参考までに~。
ブックカバーなら、おもて表紙とうら表紙、と記載するのが正しいかと思いますが
表布(おもてぬの)、裏布(裏布)との混同を避けるため、
おもて表紙 → ふた
うら表紙 → 底 という表記で書いていきます。
【目次】
- チャック付き聖書カバーの材料・裁断サイズ
- チャック付き聖書カバーの作り方
チャック付き聖書カバーの材料・裁断サイズ
【布の用尺】
・表布 タテ50cm×布幅(108cm)
・裏布 タテ50cm×布幅(108cm)
・接着芯 65cm×55cm
ふた・底用布(表布・裏布・接着芯) | タテ 17cm xヨコ 14cm 各2枚 |
差し込み口(表布) | タテ 17cm xヨコ 8cm 2枚 |
ペン差し(表布) | タテ 4cm xヨコ 6cm 2枚 (お好みで) |
外ポケット(表布) | タテ 20cm xヨコ 14cm 2枚 (お好みで) |
側面ファスナー上部、下部(表布・裏布・接着芯) | タテ 3.25cm×ヨコ 46cm 各2枚 |
側面後ろ(表布・裏布・接着芯) | タテ 7.5cm×ヨコ 16cm 各1枚 |
持ち手(表布) | タテ 8cm×ヨコ 18cm 1枚 |
ふちどりバイアステープ(8mm) | 約68cm 2本 |
両開きファスナー | 44cm 1本 |
できあがりサイズ
縦 17cm×横 13.5cm×厚さ 5.5cm
(小型聖書 15.3 x 11.6 x 3.6 cm がすっぽり入る大きさです。)
使用した生地
今回は全てオックス生地を使用 ネコ柄の布はこちら
チャック付き聖書カバーの作り方
1.接着芯を貼る
表布のふた、底、側面の5つのパーツに接着芯を貼ります。
2.持ち手を縫って表布ふたに付ける
持ち手用の布を半分に折りアイロンでしっかりと折り目をつけたら
折り目に合わせて両側を折ります。
再び半分に折ったら、両端にステッチします。
3.ふた&底、本の差込口とポケットの布の端をカーブに切る
ふた&底の表布、裏布と、本の差込口と、外ポケットのカーブの部分を切り落とします。
私はハンドクリーム(直径2cm)の蓋を使って同じカーブを描いて切り落としました。
4.本の差込口と、外ポケットとペン差し(お好みで)を仮縫いする
差込口の布を 1cm → 1cm で三つ折りしてステッチします。
外ポケットを付ける場合、
布を半分に折り、開口のところから1cmでステッチします。
ペン差しの布を半分に折りアイロンでしっかりと折り目をつけたら
折り目に合わせて両側を折ります。
再び半分に折ったら、両端にステッチします。
これをふた&底の裏布に 3mm 位で仮縫いします。上から5cmで付けました。
※当初、ふた&底の両方に外ポケットを作ろうと思っていましたが
底にポケットを付けると、かわいい猫のデザインが見えなくなってしまうことが分かり
この時点で、ふたにだけ外ポケットを付けることにしました。
5.表布と裏布のふたと底を縫い合わせる
ふたの表布と外ポケット、裏布と差込口を重ねて、3mm位で仮縫いします。
表布と裏布を外表で合わせたら、周囲をぐるりと布端から3mm位のところを縫い合わせます。
底の表布と裏布も外表で合わせ、周囲をぐるりと1周縫い合わせます。
6.ファスナー下に布を縫い付ける
側面ファスナー下部表布オモテ面の上端に、ファスナーを裏返しで合わせてぬいしろ5mmで縫い付けます。
裏布側面ファスナー下部布を中表で合わせ、ファスナー部分をぬいしろ7mmで縫い合わせます。スライダーを動かしながら縫っていきましょう。
ファスナーとの縫い目部分をアイロンで整えたら、際に押さえミシンをかけます。
7.ファスナー上に布を縫い付ける
もう片側のファスナーの端に、側面ファスナー上部表布の下端を中表で合わせてぬいしろ5mmで縫い付けます。
裏布面にひっくり返したら、側面ファスナー上部裏布の下端を中表で合わせてぬいしろ7mmで縫い付けます。
先ほどと同様に、布を表に返して下端を揃えて布端から3mm位で縫い合わせ、ファスナーとの縫い目の際に押さえミシンをかけます。
8.側面後ろ布と縫い合わせる
側面後ろ布の表布と、持ち手を布端から 5mm 位で仮縫いします。
ファスナー部分の側面を後ろ布の表布と裏布で挟み込むように片側の端に揃えて重ねます。
表布同士、裏布同士がそれぞれ中表で合わさるように重ねましょう。
揃えた布端を縫い代 1cm で縫い合わせます。
後ろ布のはみ出た部分をカットします。(青線)
表に開いて縫い目部分にアイロンをかけて押さえミシンをかけます。持ち手の部分は、内側を縫いました。(赤線)
ファスナー部分の側面を半分に折るようにして表布の後ろ布端と中表で合わせ、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
この時、裏布の後ろ布を一緒に縫い合わせないように気をつけましょう。
裏布の後ろ布端を1cm内側に折ります。
折った状態でパタンと閉じて、まち針やクリップなどで表布面から固定します。
表布面からステッチして縫い付けます。
9.合印を入れる
ふたと底をタテ半分に折り、折山に切れ目を入れて合印を入れます。
切り込みを入れても良いですし、私はチャコペンで描きました。
ヨコ半分にも折って折山に合印を入れます。
側面を縫い目同士を合わせるようにたたみ、折山に合印を入れます。
側面の合印同士を合わせるようにたたみ直し、こちらの折山にも合印を入れます。
10.ふたと底と側面を縫い合わせる
ふたの上辺と側面の後ろの合印同士を合わせるように中表で合わせ、クリップなどでとめます。
カーブ部分の側面の布端に3mm程度の切れ込みを入れます。
ぬいしろ5mmで縫い合わせます。
ファスナーを開けて縫った方が縫いやすいです。
同様に底と側面をぬいしろ5mmで縫い合わせます。
11.バイアステープでぬいしろをくるむ
ぬいしろをくるむようにふちどりバイアステープを縫い付けていきます。
布が厚かったため、一度に縫い付けることを断念し、バイアステープを開いて
端に縫い付けていきました。
ぐるりと一周したら、残っている側のバイアステープで布端をくるんで、縫い付けます。
裏地部分なので、細かいことは気にせずに縫って大丈夫です。
チャック付き聖書カバーの完成!
ふたと底のぬいしろ両方にバイアステープを縫いつけました。
表に返して全体を整えたら、聖書カバーの完成です!
作り終わっての感想
製作時間は、数日に分けてトータルで4時間以上かかりました。
上手な方がやればもっと早くできると思います!
今回は硬めの接着芯を入れたので、所々ミシンでエラーが出ましたし
カーブがとても縫いにくかったです(;^_^A
しかし、結果としてはしっかりとした聖書カバーが仕上がりました!
初めてこのように作り方をまとめましたが
何事も、ゼロから形にするというのは時間がかかるのだなと感じました。
それでも、たたき台としてバニティポーチの作り方があったので
参考にさせていただき非常にありがたいなと思いました。
我が家の下の2人の子供たち、またお友達などなど
今後も聖書カバーは作ることになりそうです( ´∀` )
その都度、アップデートできたらと思いますので
参考に作ってみてくださいね♡
神様は、宇宙と地球と人間と、全てを構想し、創造されました。
聖書カバーひとつをとっても、奥が深いのに、
宇宙全体を作った神様の心はどれだけ深いでしょうか。
これからも感謝しながら、手作りで神様に栄光を帰します♡